技能教習で指導員によって言う事が違うのですが・・・

指導員によって言う事が違うのは?

自動車学校で実技教習を受け
「指導員が変わる度に言われることが違う」というクレームは多いものです。

 

残念ながらこれは、人間が教習に関わっている限り
大なり小なりあり得ることです。

 

自動車学校の教習レベルは
自動車学校、個人によっても差があります。

 

あってはならないことですが、レベルの差はかなりあります。
それは、教習指導員、検定員の審査等でも感じることができました。

 

  • 技能検定が教習に反映されていない自動車学校
  • 教習指導員の教育が出来ていない学校
  • 管理者や経営者が利益だけしか考えてない学校

 

このような自動車学校が現実に存在します。

 

また、自動車学校内で教育を強化していても
指導員の中には教育を役立てることが出来ない人がいます。

 

私が勤めていた自動車学校は検定結果を教習に反映させたり
指定自動車学校の使命を全うするため

  • 月1回の全体会議
  • 課内の週1の会議
  • 係ごとの毎日の朝礼と終礼

 

を実施していました。

 

各責任者は全員を巻き込み
改善に取り組みました。

 

この結果、全体の教習レベルは向上しました。
しかし、一部の指導員には伝わっていませんでした。

 

「指導員によっていう事が違う!」
教習性の方の悲痛な叫びは完全にはなくなりませんでした。

 

では、このような悲惨なクレームがなくなるためには
どうすれば良いのでしょうか?

 

この問題だけをなくすには
教習指導員を固定化することが最良の方法です。

 

教習指導員がマンツーマンで教習にあたることで
「言う事が違う」という問題はほぼ無くなるでしょう。

 

更に固定化することで技量の把握が容易になり
教習効率が向上します。

 

ですので、これから免許を取得しようと思っている方は
出来る限りマンツーマン制度を採用している学校が良いのではないでしょうか。

 

自動車学校の実情

自動車学校には公安委員会より指定を受けた
指定自動車学校とそうでない自動車学校があります。

 

本サイトの自動車学校の種類に詳しい内容を記載していますが、
指定校は技能試験が免除されるという大きな特典があります。

 

指定自動車学校の数は平成3年のピーク時から
約12%減少し平成26年度は1300校となっています。

 

その背景には平成2年には261.3万人いた卒業生が
平成26年では157.6万人まで減少していることがあります。

 

 

その差はなんと104万人なんです。
少子化の影響はとっても大きなものなのです。

 

見方を変えるとこれからの自動車学校は
経営的に大変厳しい時代なのです。

 

自動車学校の収入の多くは
新規の普通自動車免許取得者によるものです。

 

従って、少子化は大変な問題です。
一人でも多くの免許取得者が欲しいのです。

 

そんな時代ですので自動車学校は
世間の評判や口コミに敏感です。

 

社会の欲求を満たすためサービスの向上に努めます。
指定自動車学校に対する社会的な要求とはどんなことでしょうか?

 

  • 確実に運転免許を取得したい
  • 免許取得後事故を起こさない運転ができるようになりたい
  • 出来る限り早く免許取得したい
  • 出来る限り安価に免許取得したい
  • 出来る限り辛い思いをせず免許を取得したい

 

こういった欲求があるのです。

 

実際に自動車学校を選択する際は
安く、早く、苦労せずという事に大きなエイトを置く方が多いものです。

 

そうなると、自動車学校は安く、早く、楽に免許取得できる
という事を目指すようになります。

 

このような時代的な背景から自動車学校の実態は
企業が存続するため、社会の要求を受け入れrを得ない状況といえます。

 

自動車学校の実態を決めるものとは

 

自動車の運転免許を取得するとき
多くの方が指定自動車学校を利用します。

 

指定自動車学校は卒業できれば
実技試験が免除されるからです。

 

指定自動車学校では実技試験が免除されるのですが
教習過程で仮運転免許技能検定、卒業検定が実施されます。

 

指定自動車学校で実施される2つの検定は
指定自動車学校の実態に大きく影響します。

 

これら検定の結果は実施される指定自動車学校の
教習結果がそのまま反映されます。

 

技能検定が甘くなると結果的に教習自体が甘くなる傾向にあります。
そうなると免許取得後の事故率も増加するものです。

 

検定結果を教習に活かせる自動車学校は
教習にも工夫がなされ教習方法も良いものとなります。

 

試験場の試験は採点基準があります。
運転に必要な知識と技能が備わっているかを数字で表すものです。

 

例えば、坂道などで発進する場合に進みたい方向とは逆に
0.3m〜0.5m進んだ場合は10点の減点、0.5m〜1m進んだ場合は20点の減点
1m以上の場合は危険大で検定中止(不合格)となります。

 

自動車学校で行われる検定も試験場の試験も
採点基準を元にして行われます。

 

 

しかし、その合格率は天と地の差があります。
多くの人が自動車学校に行くのはこのためだといっても過言ではありません。

 

ですから、そこだけ見ても自動車学校の行う検定は
厳格だとは言えないことがお分かり頂けると思います。

 

さらに、検定はそれぞれの自動車学校で均一に運用されているとは言えません。
厳しい自動車学校もあれば甘い学校も存在します。

 

また、同じ自動車学校でも検定員により
甘い人、厳しい人が存在するのも事実です。

 

勿論、こうした検定の格差をなくすため公安委員会は監査を行います。
検定に立ち会って採点基準に習って行われているかなどを調査します。

 

ですが、現状は初心運転者による事故が社会的に大きな問題となっていないため
多少のことは目をつぶっていると思われます。

 

その緩みは一部の自動車学校の検定の甘さにつながり
教習に悪い影響を与えているのです。

 

少子化が自動車学校の経営を苦しくし、一部の自動車学校の
検定基準を下げ、教習の質の低下を招いているのが実情です。

 

指導員によって言う事が違うのは何故?

自動車学校に対する疑問の中で
「教習指導員によって言う事が違う」という事をよく聞きます。

 

例えば、クランクやS字走行などの狭路通過時において

  • A指導員・・・脱輪すると検定はその場で中止となる
  • B指導員・・・脱輪したら直ちに停止しバックしてやり直せば良い
  • C指導員・・・脱輪する前に停止し切り返すと良い

このように3人の指導員の言う事が違うのですが
貴方はどう思いますか?

 

採点基準では(場内の場合)

  • 車輪が縁石などに接触した場合、あるいは車輪の接地面の一部が

      道路の端からはみ出た場合は減点5

  • 車輪が縁石などに乗り上げ、もしくは落輪し1.5m未満で停止した場合は減点20
  • 同上で1.5m以上走行した場合は危険大で検定中止

となります。

 

ここで、視点を変え狭路通過で
身に着けておかなければならない事項について考えてみませんか?

 

 

狭路通過で必要なことは

  • 車両感覚
  • 速度調整
  • 車の誘導
  • 後退
  • 切りかえし
  • 障害物への対応

です。

 

もし、これらの事が身についていれば
狭路通過は問題なくこなせるでしょう。

 

クランクなどの狭路を通過する際

  • 内輪差を考慮し、正しい位置に車を誘導するための感覚、速度調整
  • 危険と思えるときにすぐ停止できる速度つくりと感覚
  • 切り返しなどを行える判断力、誘導方法、速度つくり

これらの内容を理解し習熟すればOKです。

 

なので教習においてこれらの項目が充分に指導できていれば
教習性の方がこのような思いをすることはありませんよね?

 

教習においては危なげなく狭路通過する方法も大事ですが、
もし、障害物に接触しそうな場合や脱輪などをしそうなときにどうするかを伝えることが重要です。

 

狭路通過時にわざと脱輪や接触するように仕向け
こんな場合はどうする?という教習を行うのです。

 

そうすれば教習性の方は危険なときに停止し
やり直すことを覚えより安全な運転が身に付くのです。

 

前置きが大変長くなりましたが、指導員によって言う事が違う
というククレームの原因はは検定によるフィードバックが出来ていないためです。

 

どういう事かといいますと、検定において脱輪大で
中止になった教習性がいた場合を考えてみましょう。

 

先ず、必要な情報は検定時に

  • 速度は適正であったか?
  • 誘導は正しかったのか?
  • 内輪差を理解していたか?
  • 危険を察知する車両感覚はあったか?

これらを検定員が見極め担当指導員と話をして
解決策を見つけ、教習に活かすのです。

 

そうすればこの指導員が教える教習性は
脱輪で検定中止になる確率が大きく減少します。

 

検定結果が教習に大きな影響を与えることが
お分かり頂けたと思います。

 

でも、検定結果を教習に活かすことは
一人の検定員で推進することは難しいものです。

 

自動車学校の管理者や経営者が
本来あるべき姿を見つめ促進していくことが肝心です。

 

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